上の二つ、それぞれそのときに読んでいた本 『心身の合一』asin:4480091149 『哲学個人授業』asin:4862380689

メルロ=ポンティ(関連)を読みながら運転するとこうなる

車同士をすれ違わせたり狭い道路を通るときは意外にサイドミラーを見ない(ちゃんと見るけど)。なんか感覚が車体に延びている。物体の本性が延長、とかいう哲学の基本がようやくわかる。

メルロ=ポンティを読みながら食べるとこうなる

昼食をとりながら思ったこと。 この食べ物の見た目を僕は押し付けられているんだと思う。そのときは豚肉の生姜焼きだったけど、その肉と脂身の割合(体脂肪率!でも赤身多くて美味しかった)、喫茶店の主人が味付けしたその味付け、そういう見た目を食べ物は…

消化したもの

「差延」『哲学の余白』asin:4588007718所収。 一度雑誌掲載分で読んだことがあったけど、再読。まったく章や節がないため、読みきるにしても区切るにしても無理をする必要がある。これはまたどっか別のところで。本は買わないと決めていたにもかかわらずこ…

昨日と今日でしたこと

卓球の全日本選手権決勝を見る。平野選手強し。武道つながりで(実際二人はお会いしていて、どこかに書いていたはず)内田樹さんのブログをもじっていえば「なにげなくラケットをだしたところに相手が打ってきてくれている感じ」「なにげなく自分が打ったと…

『現象学とは何か』新田義弘、講談社学術文庫、1992。asin:4061590359

未完読なままなのもどうかと思ったので。というよりも、これ面白いです。『フッサール哲学における発生の問題』asin:4622073528よりもコンパクトにまとまっているし。コンパクトというのは、一つには対象にしている文献が後期作品および草稿を中心に絞ってい…

1日で直るものなのか

金曜の夜中にものすごい寒気と全身筋肉痛のような鈍痛で目覚める。完璧に風邪のはずなのだが一日寝てたら治った。薬も一応飲みはしたが。何だったんだろう…?

年末年始の記録・読書および視聴編

どれも短編だったので、たくさん読んだように見えないこともないけど。 『永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編』カント、中山元訳、光文社古典新訳文庫、2006。 読みやすいと思う。悟性を理性と訳してしまうことは最初こそ面食らったけれども、日本語の「…

年末年始の記録・生活編

年末 掃除。自分では大掃除と意気込んでみるものの部屋の半分程度しかできず。4日に休暇をとることができたため少し長めの連休となる。帰省後、遠方の親戚の家に日帰りで行く。そこには10年ほど前に亡くなった僕の叔父の家なのだけれど、葬式以降全然行って…

あけましておめでとうございます

ここでごあいさつに代えさせていただきます。ということで。今年もよろしくお願いします。

『殺戮姫』終了に寄せて

週刊チャンピオンに短期連載中であった『殺戮姫』が先週終わった。『私は加護女』の後作品だったこともあって読んでたんだけど、ちょっと気になったことがあったので書いておく。それはもう最初っから短期連載にするつもりでしか書いてないようなプロットに…

ヘーゲルと論理学の関係メモ

ヘーゲル『精神現象学』をちまちまと読む。ヘーゲルの書き方はある意味とても雑で、きちんと腑分けしていれば(同じ言葉を何度も使うようなことをしなければ)いいのにと思うことが何度もある。この書き方で矛盾とか止揚とか書かれてもあまり説得力がないよ…

超私信

僕は少し知っていたので、最初の時点ですぐどのことを言おうとしているのかはわかったし、実はそれを既に入手していたりします(あと出しじゃんけんな言い訳だけど)。地元の本屋では棚に並んでなかったので探してもらいました(これはずかしいんでたぶんデ…

ヘーゲル『精神現象学』asin:489642039X

主人と召使(奴隷)の関係からストア主義、懐疑主義、不幸な意識のあたりを。よく論じられるところだけあって面白い。 しかし、ストア主義以降の話が中二病の分析にしか読めない。訳者は訳注で竹田青嗣さんを引いているけど、竹田さんの解釈だとそれぞれが平…

ジョージ・バークリ『人知原理論』、大槻春彦訳、岩波文庫、1958。asin:4003361814。 ちょっと読んでみたんだけど面白い。観念論といってもドイツ観念論的なものとは違い、むしろ現在の言語哲学のような感じを受ける。言語の濫用の話とか読むと感覚与件の話…

雑誌のゲーム記事

その後PS系の雑誌をパラ読み。悪魔城ドラキュラXクロニクル、アネットの扱いがあまりに予想通りに落ち着きそうで少し落胆。はっきり言ってSFCのXXの展開のまんま(ちなみに僕はPCエンジン持ってなかったからこっちが初リヒター)。もうちょっとヒネってほし…

ゲーム記事の雑誌

『CONTINUE』を読む。ひさびさにいい配置というか編集、企画が僕に対してストライクな雑誌だった。『ゲームセンターCX』の有野課長と藤原氏による魔界村についての対談、ラレコさんとニポポさん(from トンガリキッズ)とサエキけんぞうさんによる対談、押切…

今さらながらの感想

実は3週間ほど前に某会の勉強会に参加していたわけだが、今さらながら感想を書いてみようと思う。メールでもいいんだけど、書こうとしてみるとあまりにもネタがわかりにくいのでここに書いて見る。テーマとしては神話、記号学についてのもの。神話といえばロ…

メルロ=ポンティ

今日はメルロ=ポンティの『眼と精神』を読んだ。メルロ=ポンティは少し前にかじったことがあり、ある二次文献については読書会までやったことあるんだけど、今読み返すととても難しいことが今さらながらわかる。比喩や言い換えが多く、わかりやすそうでとっ…

太宰と吉本の会話より

ちょっと有名なエピソードである、男の本質は優しさ、マザーシップだという話。最近ちょっと思い出すことがあって、同時に次のような疑問も当然出てきたわけで。「じゃ、女の本質って何よ?」直観オンリーで結論を出してしまうなら、それはホスピタリティ(…

しつこく

サイレントヒルの話を(リファラ見たらこの話題で検索かけてくる人多かったので。攻略情報らしきものは何も書いてませんので、悪しからず)。ある意味週1回よく飽きずに続いている自分がすごい(ゲームしかしてないわけじゃないけど。そういうツッコミも実は…

雑記

車の中でCDを聞いてたら偶然『月天心』『一青想』に『evergreen』がはさまれていた。…べつに他意があるわけではないんだけど。 小林武史がうらやましい…もとい、どれも名曲だな。 ちなみにそのとき聴いていたマンデイみちるの「You make me」と一青窈の「SUN…

レスポンス可能性=責任

昔の記事にコメントがついていた。こういうのは自分で考えるよい機会だったりするのでいろいろ付け加えてみる(今ちょっと考えてみたらが批判とか同意とか、そういうはっきりした対話ではなく、かなりだらだらした感想になったので)(元校正の血が騒ぐが、…

ジョニーはムチを使いすぎた。

『悪魔城ドラキュラ ギャラリー オブ ラビリンス』より。 たしかジョニー(『ヴァンパイアキラー』主人公)は計5つの城をまわって、他の主人公が3段階のパワーアップしかしないところを4段階パワーアップしていたはず。使いすぎには違いないけど、調子乗…

サイレントヒル・アーケードさらに続き

今日は340k越えでランク入り(40/50なのですぐに消えるだろうけど)。ムダ撃ちが減りました。しかし、未だコンティニューなしでは何ともなりません…(2-2に何とかたどり着き、スクレイパー達に斬られてしまう)。今トップレベルは1ステージで300k稼いでいる…

抜き書き

『絵葉書』の中から。さっきのヘーゲルを思い出しながら。 私は、共通の言語の中で君の方向に向けて語るのも、したがって書き、意味するのも、恥ずかしいと感じる、あたかも(以下空白)(邦訳p16) 「君の方向に向けて語る」以上、「意味」してしまう。ラブ…

覚え書き

考えていることがあるので、それが文章になるとしたらという仮定の下、その一部になるだろう文章を書いてみる。オン書きというやつなので注意。 そもそも今までの事例を無意識と読んでいいものかどうかという疑問は常にある。例えばサールは『MiND』で無意識…

やっと来た

amazonに注文してから1ヶ月近くしてやっと来た2冊。 絵葉書 I -ソクラテスからフロイトへ、そしてその彼方 (叢書言語の政治 14) モンティ・パイソン大全 (映画秘宝コレクション) 『絵葉書』はどこまで読めるかわからないけど(おそらくはなぞるような読み方…

サイレントヒル・アーケード続き

前回よりもう少し練習して今3〜4コインクリア、30kごえといったところ。ザコ敵をひるませつつ(これが結構デカイ。ロケテストのころは全然ひるまなかった)頭を撃ち抜いていくのだが、正確な射撃が求められるという、緊張を強いられる部分が多いような気もす…

サイレントヒル・アーケード

はじめました。 狙い重視のシステム、リロード方式、ボスの攻撃キャンセルなど、かなりHODの1っぽい。ロケテスト版と比べると細かい点で改良されていて、ゲームの作り方について勉強になった。 連射速度の上昇 前ほど違和感を感じない程度に連射速度がアップ…