メルロ=ポンティを読みながら食べるとこうなる

昼食をとりながら思ったこと。
この食べ物の見た目を僕は押し付けられているんだと思う。そのときは豚肉の生姜焼きだったけど、その肉と脂身の割合(体脂肪率!でも赤身多くて美味しかった)、喫茶店の主人が味付けしたその味付け、そういう見た目を食べ物は押し付けている。
そして最終的に契約を結ぶのは舌だ。舌により無理矢理食事の全てが押し付けられる。その引き換えに舌(口唇)は味わうことができる。味わうということは主観的、能動的に見えるが、一方で食事の性質を受け入れることを強制されている。食事に現れる天使は祝福する天使か、それとも契約を強制する天使か。