2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

レヴィナスの考え方(『全体性と無限』を読んで)

レヴィナスの理論ではアノミー形殺人(日本でいうところの「死刑になりたかったから殺人」)を批判することができないように思われる。これは「顔を見ない」のではなく、顔を見ることが意味をなさないところにその問題がある。では、どうすればよいのか。 2…

樫村愛子『ラカン派社会学入門』、asin:4906388698。

77ページ。関連性理論(本文中ではレリヴァンス理論)はまったくの無意識的(無意図的)発言に対しては無力だということに関して。 大筋ではそのとおりだと思う。しかし、コミュニケーションとしての関連性理論を考えた場合、わざとらしい言葉使いに無意識の…