2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『知覚の現象学』

忙しい原因の一つに引越しがあるので、大体の本を片付けてしまう。 その中から適当に漁ってみて(こうすると自分の入手した本でも意外性があるものだと思った)選んだのが上の本。一応通読はしてるので、ある意味睡眠導入剤の代わりにゆっくり読む。

忙。

いろいろあって忙しい毎日送ってます。とりあえずの生存報告。

パピエ・マシン

ジャック・デリダの『パピエ・マシン』の下巻が出る。メディアについて論じている部分で、紙媒体だけでなく、それこそ電子テキスト上のものにまで気を配る必要があるといった主旨の部分を読んで、最近のlivedoorとフジサンケイグループとの株争奪戦を思い浮…

そして僕は歳をとっていく

10年前の曲が流れていくのを聞く。それだけだったら別にどうということのない話なのかもしれないけれども、最近読んだ『ユリイカ』の菊地成孔さんによると、ヒットチャートが最近は20年周期から10年周期になってきているそうで、その意味で僕はすでに「一回…

僕もたまには(声について)考える

「サザエさん」のワカメ役が交代とのこと。ワカメ役をしておられた方は「ドラえもん」のしずか役もされていた野村道子さんで(はてなのキーワードでは「この人の声を聞いたことのない人はいるのだろうか」って書かれてたけど)、一気に大きな仕事を二つも降…

バルトからサンプリングへ

ロラン・バルト『現代社会の神話』ISBN:462208113X。以前は抄訳しかなかったが、今回著作集の一冊として完訳版が出た。しかし高ぇよ。ところで、この本の中でも使われているバルトのコノタシオン/デノタシオンはイェルスレムウという人がもとだったとか。シ…