2004-01-01から1年間の記事一覧

mail

普段会わない人とメールをやりとり。 一人は先輩。クリスチャンである先輩らしく、クリスマスにメールが届いた。返信してないのはニュース含めで返信したかったからです、すいません(ってここ見てないはずなんだけど)。もう一人は高校時代の同級生(現在学…

レヴィナスつながりで

稲葉振一郎さんのサイトを見ていると、小泉義之さんの本についての短評が載っていた。 http://www.meijigakuin.ac.jp/~inaba/books/bks0304.htm(一応、次の月にも評があります) 昔(デカルト時代?って言ったらまるで連続性の無視で本人に悪いけれど)につ…

買いだめしてた本の消化

消化不良起こしてますが(当たり前だ)。 ジャック・デリダ『アデュー』、藤本一勇訳、岩波書店、2004。ISBN:4000220268 J.デリダ『死を与える』、廣瀬浩司、林好雄訳、2004。ISBN:4480088822 互いに参照しあっているところもあり、一緒に読めたのはよかっ…

見かけた新刊

ロラン・バルト『記号の国』石川美子訳、みすず書房、2004ISBN:4622081172。 来ました来ました、新訳が(バルト著作集の一つとして)。以前何かで丹生谷貴志さんがバルトの旧訳に指摘を行っていたのは憶えていたけど、どこをどう指摘してたかを忘れる(ソー…

深夜番組で思い出した

「どうでしょうリターンズ」見忘れた。ガックリ。

見たいテレビ番組

井筒監督の『こちトラ自腹じゃ』の第二巻目?が出てたISBN:4881312812。 「虎ノ門」というテレビ番組の1コーナーらしいが、関東在住者ではないので見れてない。「Quick Japan」ではしりとり王決定戦が特集されていたし(いつも思うが板尾創路のボキャブラリ…

批評と臨床で思い出した

ロレンスの『黙示録論』、ちくま学芸文庫で出てたISBN:4480088873。 『チャタレイ夫人の恋人』も一緒に出てたし。『死を与える』以外にも、意外と渋い選択が目立っていた今回のちくま学芸文庫新刊。バシュラールもあったし。

景品はどこに消えた?

これに化けた↓。 ジャック・デリダ『アデュー』、藤本一勇訳、岩波書店、2004。ISBN:4000220268 デリダ本買いすぎ。けど、これはプチ続き物になっている他者についての考えに資するところ大。「アデュー」だけ読んだけど、それだけでもツッコミが必要なとこ…

忘年会

余興で図書カードゲット(1,000円分)。 景品を買いに行ったのは僕だったのだが、最近は図書券は売ってないらしい。

『現代思想』を読みながら(「他者論が全体化するということ」2)

高橋哲哉さんの『デリダ』(講談社、現代思想の冒険者シリーズ。ISBNはペーパーバック版) ISBN:406274354X、 デリダがレヴィナスに「すべての他者はまったき他者だ」の徹底を求める、と書いているところがある(ハードカバー版、p240)。僕はそれは正しいこ…

お勉強

少しだけ(なりかけのもの含め)本を読む。2件ともメール送らなければいけなかったんだけど、まだ送ってない。自分のも最近とまってるし、少しペースをあげてがんばろう。明日から。

ドラえもんの声交代

http://www.sanspo.com/sokuho/1121sokuho088.htmlマージーでー!?僕が生まれた年からのはじまったから確かに長いはずだけど…。サザエさんのようにうまく交代できるといいけど。とりあえず、今回交代するメンバーにはお疲れ様でしたということで。

『自殺されちゃった僕』続き

これは先日亡くなった中島らもさんから一回り下の世代のドラッグ論(の一つ)として読むことが可能になるような気がする。この本の著者も中島らもさんも「35歳で死ぬ」と周りの人から言われていた、という事実だけから強引に思いつく。

アポーツあるいは役得(?)

複数の著者の未刊行テキストを複数の人からもらう(もらうことになる)。ありがとうございます>皆様。読まなければいけないテキストも山積み。いいことなのか悪いことなのか。

他者論が全体化するということ。

実は本屋で斉藤環さんがひきこもりから殺人事件になってしまったという事件に対する分析を読んでいたのだけれど、そこで「わかる、わかったということにして他人と接するのではなく、むしろわからないということをわかったうえで他人と接しなければいけない…

電話

大学時代の部仲間から電話。6時に1回、9時に1回。後者は明らかに向こうが出来上がってしまっていたが、突然の電話に驚く。

本屋にて

二クラス・ルーマン『社会の芸術』、馬場靖雄訳、法政大学出版局。ISBN:4588008005 ざっと立ち読み。グッドマン(Nelson Goodman)について言及している箇所が二箇所ほどあり、そこだけ立ち読みする。セカンド・オーダーの考え方がわからないとだめみたい。 …

デュルケーム著『自殺論』、宮島喬訳、中公文庫。ISBN:4122012562

第一編、非社会的要因 要するにここでは「巷で言われている」原因を否定しているわけ。自殺の報道の是非、あったかくなると自殺が多くなる(≒あったかくなると電波な人が増える)ということについてなどの分析は今でも話題になることがあるだけに関心を持っ…

どしゃぶり

ふと寄り道をして気がついたらどしゃぶりの雨。まいった。

最近

宮台真司さんの本が読めるようになってきたので 『M2 われらの時代に』(宮崎哲弥さんとの共著、朝日新聞社)isbn:4022614471 を買ってきて読む。僕の場合、難しいし、システム理論(および僕の場合構造主義)に対するひどい偏見があったからなんだけど(今…

シンポジウムに行ってみる

俳句に関するシンポジウムの案内が来ていたので行ってみる。無季、自由律俳句は「ヒロシです」のネタと互換性がある、という仮説を思いつく。例: 「ヒロシです。咳をしても一人です。」(自由律俳句→ヒロシネタ) 「引きこもるほどの金もなし」(ヒロシネタ…

写真アップテスト

虹が出てるんですけど、わかるでしょうか?柄にもなくこんなものを撮ったのはひさびさに虹が見れたことと、そんなことを気にする精神状態だったことを写真を撮ることで記憶にとどめておきたかったこと、槙原敬之の本を読んでたことが大きかったかもしれませ…

『神話と意味』レヴィ=ストロース、大塚保夫訳、みすず書房。isbn:4622050072

とりあえず読む。最終章だったっけか、音楽の楽譜の読み方と神話の読み方が似ているという指摘が興味を引いた。何か構造主義的な読み方の例えとしてわかった気にさせてくれる。

ウェーバー

『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』マックス・ヴェーバー著、大塚久雄訳、岩波文庫、1989。isbn:4003420934 何とか読む。二章は歴史小説を読むような面白さだった。ただ違うのはその一貫性がプロットのそれではなく論証のそれであるということ…

『アトラス』isbn:4588008072

こちらはニュースとして。ミシェル・セールの新訳。

『他者と死者』内田樹著、海鳥社、2004。isbn:4874154980

今日買ってきて読む。いろいろな感想を持つが、その中で二点だけを挙げておこうと思う。一つはレヴィナス色が強かった(と僕が思った)ことについて。一応はレヴィナスを何冊か読んでいたので、この本を買ったのはどちらかというとラカンのことが知りたかっ…

アイディア

ドラえもん−ラカン話の続き。内田樹さんとまったく同じ論法を使えるんじゃないかということ、そのことによって「ドラえもんだけでは大人になれない」(『おじさん的思考』所収の一テキスト)というかたちを、もしかしたら変えることができるかもしれないとい…

ひさしぶりに

某先輩と話す。ちょっと驚く話。

修と治

日曜日の朝日新聞を読んでいると金森修さんのコラムと橋本治さんのインタビューが読めた。二人とも評論するときの鋭い切り口、熱い思いの両方があって好きだ。個人的にはあと二人治虫と修を推したいのだけれども。