2004-01-01から1年間の記事一覧

風邪ひいた。

金曜日夜遅くまで起きていたせいか、起きるとのどがいがらっぽい。自覚初期症状、要するに自分しかわからない初期症状状態。経験から、この時期に風邪薬を飲んでしっかり寝ておくと症状が軽いままで済むだろうことが予測できるのでそうする。ちょっとふらつ…

『世界制作の方法』第二章

読書会 in cyberspace。リアルタイムでみっちりと話を聞く(読む)。グッドマンの考えは要約しにくいし、説明しにくいのだが、その分自分が理解しているかしていないかがバッチリわかってしまう。考え方自体も明晰なため、みんなと読むのはしんどいけど面白…

『神話と意味』レヴィ=ストロース、大塚保夫訳、みすずライブラリーasin:4622050072

「第一講 神話と科学の出会い」 手元に積んであった本からパラ読み。

『世界制作の方法』

「第二章 様式の地位」を。レジュメを参照しつつ。これも直前になって読んでるな。読み込みが足りずに変なこといったらゴメン。と予防線を張ってみたり。

プロ倫

第一章 ・2「資本主義の「精神」」(pp.38-94) ・3「ルッターの天職概念」(pp.95-136) 前者は「お金をもとにしたお金儲け」が「エートス」となっている資本主義の精神を慎重に論じている(単なるお金好き、吝嗇、風潮などとは区別される)。後者ではル…

しかし

ウェーバーとかフッサールとかここらへんの人たちがすごいのは方法論と実践を一度にやってしまっていることだよな、とか思う(無論、そういうわけ方をするのは「あとだし」ができるこっち側の考えでしかないんだけど)。それでこっちは勝手に方法論と実際の…

『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』

マkk(以下略)著、大塚久雄訳、岩波文庫asin:4003420934 一 信仰と社会層分化(〜p37) 最初は問題提起から。何で宗教的に厳しいプロテスタントが世俗的に活躍(=資本家、技術者として)してんの?って話。まずはこの問題の立て方自体を解説している。「客…

あることないこと

ないことはあることをもとにしてしか考えられない、そういったのはベルクソンだったっけ。しかし、だとすると、なくすることそのものが過剰なことなのかもしれない。「私はあるすらも抹消する」(「ラ・ディフェランス」)というフレーズが妙に頭に残ってい…

エンタの神様つながりで

波田陽区を見る。そういえば職場でも明らかに影響を受けた物言いを聞いたことがあるくらい(もちろんおしゃべりとして、「残念!〜斬り!」)、メジャーになってきている。個人的な思いつきとして、カルナップがハイデガーの「なぜ無が存在するのではないの…

エンタの神様見てたら

長井秀和が「テレビでヨン様がそうそう出てこられるはずがない。出てくるのはスマイリーキクチだ!私としてはどっちでもいいんですが。」というネタをやっていた。ありがとう(リンク先は前書いてた僕のブログです)。

『肉中の哲学』

本屋で見つけたが、ものすごく分厚い。隣に『千のプラトー』があったので、厚さを比べてたりした。今日本屋で分厚い哲学書2冊の厚さを比べていたおバカな人物をみかけたならば、それは僕かもしれません。

とはいえ

知られてしまったので、あわてて更新してみたり。仲正昌樹さんのインタビュー。何か違和感を感じるんだけど、それは違和感を表明している文章であるこの文章に違和感の表明が足りないからなのかもしれない。どういうことかというと、違和感を表明するときは…

うっかり

ここの存在をある人(大学時代の先生!)に話してしまう。別にかまわないけど、ちょっと動揺する。しかし、この動揺って何なんでしょう?別に読まれて困ることはないんだけど、それでも以前合宿に参加したときに、初対面の人にある程度の情報が伝わっていた…

ドラえもん(ズ)をラカンで

誰か説明してくれないかな。僕はラカンが全くわからないので、二次文献をもとにしたアイディアを記録しておく。・「耳」の不在→去勢 ・「耳」の不在、特徴の不在(後発キャラクターであるがゆえの過剰なキャラクター付け)、能力の不在(兄妹間ですらオイル…

ジャック・デリダ死去

とうとうって感じですか。僕としてはやっぱりいろいろ参考になってたんだと思う。何を書いてもそれはすでに反覆されているだろうなー(「合掌」とか「ご冥福をお祈りします」とか)。しかし、そのことが死者を弔うことになる。死者を弔うということはゆっく…

チャットで読書会

N.グッドマン『世界制作の方法』の一章を。話をふくらませる(そらせる?)役割を中心に。自分で言うのもなんだけど、結構覚えてた。年代も幅広かったし、話題も結構ツーカー的に通ったし、…戻りたくなってきちゃうじゃないか。少なくともオフいっぺんやりた…

本屋で見たもの

・『文学のユートピア1942−1954ロラン・バルト著作集 1』みすず書房asin:4622081113 『記号の国』(表徴の帝国?)も近々出るようで。 ・ハーバーマス関連いろいろ。 5〜6冊ほど一気に。京都賞受賞の関係? ・『思想』岩波書店 時間論関連。入不二基義さん、…

客観性論文続き

今日はp122、第50パラグラフまで。難しく、よくわからない箇所アリ。自然科学とは違って、文化事象がどうしても主観的側面を含むものであるということ、そしてそれゆえあんまり性急な結論を出すのはどうか、ということを書いているのか?とりあえず一度通読…

秋を感じるとき

衣替え。 実際「涼しい」というより「寒い」。 最近いくらでも寝れる。

読み始め、読み直し

マックス・ウェーバー こちらは読み始め。 ・『職業としての学問』asin:4003420950 ・『社会科学と社会政策にかかわる認識の「客観性」』asin:4003420926 ともに岩波文庫。 前者は短いこともあってスラスラと。昔も今も学者ってやつになるのはタイヘンだとい…

必然的な偶然

↑とか書いてたら古本屋で ・『社会分業論』上下巻、E.デュルケム著、井伊玄太郎訳、講談社学術文庫 を買えた。自分が知らず知らずの間にアンテナを張っている感覚を久々に味わう。

というわけで

実際は「というわけで」もないんだけど(笑)、ちょっと社会学関係の本を読む予定。未だ『プロ倫』や『自殺論』すら読んでいなかったりするので、それらおよびその周辺を。

資源としての社会的な倫理?

最近木村剛さん(経済評論家?)や白田秀彰さん(著作権法法学者)のコメントにこぞって「匿名性の倫理」みたいなことが書いてあることに気づく。前者は掲示板について(『月刊 木村剛』)、後者はwinnyについて(『アスキー・ドットPC 2004年9月号』)。匿…

本屋でみた新刊

・『感覚の論理』ジル・ドゥルーズ著、山県煕訳、法政大学出版局。 絵が豊富で、かつ版も大きいのを採用しているため「ベーコンの絵の本」としても読める、と思った。ただし、高い。仕方ないのかもしれないけれど。ヒュームの『人間知性新論』もウニベルシタ…

MLに投げた文章改訂版

5・7・5になってるな、↑の見出し。

ジャック・デリダ「真理の配達人」清水正・豊崎光一訳、『現代思想』、1982年2月号所収。 プラトン「ティマイオス」種山恭子訳、プラトン全集12。前者は本当に難しい。大体ラカン(のエクリ)がわからないのだからどうすればよいのやら。でもあえてラカンの…

その後

ちょっと疲れが出ていたせいか、寝る。その合間、うとうとしながら読書。 この間に土曜日の後半〜日曜日の夕方が過ぎたみたいだが、よく憶えていない。

週末やったこと

旅行をしていた母娘(僕の母と祖母でございますが)の案内&運転手。僕も一緒についていっていろんなものを見れたし、おいしいものを食べられたし、日本酒までくれたので満足。その中のひとつにあるイベントがあって、昭和風に駄菓子屋を作ってたんだけど、…

その他気になった本。

・『現代思想 増刊号』古典〜現代思想までのブックガイド。 ・『Quick Japan』最近お笑い系が多かったが、見事「笑い飯」が表紙を飾る。モブ・ノリオさんと対談してるみたい。

それなのに

古本屋に行き、以下の2冊を買って来てしまう。 ・東海林さだお『ケーキの丸かじり』、文春文庫 1日で読む。こういう力を抜かせる文章を書ける人はエライ。著者はちゃんと文章の書き方、くすぐりかた?を知っている。 ・レヴィ=ストロース『神話と意味』、大…