ジャック・デリダ死去

とうとうって感じですか。僕としてはやっぱりいろいろ参考になってたんだと思う。

何を書いてもそれはすでに反覆されているだろうなー(「合掌」とか「ご冥福をお祈りします」とか)。しかし、そのことが死者を弔うことになる。死者を弔うということはゆっくり噛んで食べるというか、味わいながら(適当に思い出しながら、再現前させることによって)、適切な形で死者を扱えるようになることなのかもしれない。ベルクソンが砂糖水を作るには砂糖を水に溶かす時間が必要だということを思い出した。

<弔鐘>を響かせつつ。