2011-01-01から1年間の記事一覧

眠りについて

眠ることに対する哲学的考察がないのは何故か。従来の考察は夢、不眠、そのようなもので代替しているに過ぎないのではないか。デカルトは夢が欺きの感覚を与えることを指摘したが、まだこのように暗に「眠りは理性的ではない」と主張するほうがましのように…

船頭多くして船が山に登っちゃったらそれはそれで面白い、という話。

「藤村くんねぇ やっぱりねぇ こんなテレビ見たことないぞ」 〜『水曜どうでしょう』2011年最新作 第五夜より〜 というわけで、『水曜どうでしょう』を観ているのだが、確かにこの番組は他の番組にはない*1面白さがあるように思う。では、その面白さは一体ど…

ロック続き

前回書いたときは、友人の言葉に引きずられているところがあった。それは「自然に真理が内在していること」は大きな変化ではあるが、決して断絶的にロックは書いていないということだ。正確には、断絶的に認識論的には転回したが、彼は神学的な序論を書くこ…

のっことりえこ

最近立て続けにNOKKOさんの出ている番組を視聴する(テレビドキュメンタリー/ラジオライブ)。ラジオのほうは弾き語りで「フレンズ」、「人魚」など。ちょっと声変わった?奥井亜紀っぽい声質というか、高音に少しゆらぎ入ってるような。でも、オリジナルの…

自然法と実定法(国家制度)

某友人が書いたブログ記事の一節より。それによれば、 自然に真理が内在すると考えるということは、認識論的にはかなり大きな変化を意味している。 ということらしいけど、大事なこととして、自然固有権(プロパティ)概念を創出した人物と、おそらくは結構…

あけまして

おめでとうございます。下(前回)の記事から1年か(他人事)。確か4月くらいに書評2本(『経験のための戦い』、『カントの人間学』)書こうかと思い、実際に書いたら書き終えた瞬間にパソコンがフリーズ。2週間の入院生活を余儀なくされたことがきっか…