雑誌のゲーム記事

その後PS系の雑誌をパラ読み。悪魔城ドラキュラXクロニクル、アネットの扱いがあまりに予想通りに落ち着きそうで少し落胆。はっきり言ってSFCのXXの展開のまんま(ちなみに僕はPCエンジン持ってなかったからこっちが初リヒター)。もうちょっとヒネってほしい(例えばそれぞれの救出フラグにそういう展開を用意するとか、リヒターVSマリアを用意するとか)。
あと気になったのはプロデューサーへのインタビュー。まあこの人に対する毀誉褒貶が激しいのは割と有名な話なんだけれども、ちょっと今回の話で感じたのは「伴走しようとする感じがない」ことだった。難易度関係の話のときに「今のプレイヤーに初代出したら泣きます」というふうに答えていたけど、それはどうなのかとも思う。アドバンスでは初代出しているし、ある意味初代より難しいといわれるX68K版を(しかもこの人が)出した経緯もあるし、一見ユーザー側に合わせているようだけれどもそこには距離感を感じてしまう(それらの売り上げでそう判断したのかもしれないけど)。例えば同社のbeatmaniaIIDXでは3rd styleの時に既に7th styleの最高難易度の曲構想ができており、作品の更新に合わせて調整していったというような話がある(「A」)。そのためかこのゲームに関しては後発世代のほうが全体的にうまくなっているような気がするし、むしろそっちのほうが健全なんだと思う。今回のように過去作品をいじるしかない場合でもそこは努力を惜しんではいけないところだと思うし(理不尽ではない高難易度に調整すること)、いずれ出さざるを得なくなるであろう1999年の戦いに関してはやっぱり最高難易度であってほしい。魔界村シリーズがある意味こっちに近づいてきている今(極魔界村の武器がムチって…やっぱり金鎧による弾消し武器がほしい)、本家ムチアクションとして今作も期待しているがゆえにちょっと気になったインタビューではあった。
(…ちなみに個人的にはトレジャーに任せる、という選択肢もアリ)