『論考』後書き

ちくま学芸文庫版の『論理哲学論考』の後書きは面白かった。訳者が下村寅太郎に教わっているということ、アリストテレススピノザプラトンが世界を教養としてみていたのに対して、世界そのものを相手にしていたと書くあたりは以前上記の友人から聞いた哲学史の二つの流れを思い出させてくれた。