乗り物関係の休日

この土日は乗り物に関係した土日となった。
某所に出張していたため(今の自分の家と実家のちょうど中間点にある)、実家方面に帰る人に頼み込んで車に乗せてもらうことに。見てないと思うけど、ありがとうございました。

実家に帰ると中学、高校時代の同級生がユンボやトラックを操り家の車庫を作っていた。建設会社二代目となっているらしい。同級生の近況を少し聞く。僕も歳が歳なので同級生が働いているのは当たり前なのだが、何か自分のことにかんして働かれるのはこそばゆい(正確にはうちの家族に関することなのだけど)。

土曜日は自分の車の選定。車に全く興味のない自分に気づいてはいたものの、その中からわずかばかりの興味を引き出して決める。だんだん使っていく中で愛着が湧いてくるタイプ。僕の場合は服とかそんな感じだ。某漫画に出てくるカントク君のような服の着方かもしれない。

各種手続きのためすぐに乗るというわけにはいかないので電車で帰る…事故のため1時間半足止めを食らう。ちょっとイライラしたが、おかげで

形而上学 上』アリストテレス著、出隆訳、岩波文庫、1959。ISBN:4003360435

を読み終える。中盤から説明が多くてちょっとウザかったが、まあ誠実な書き方と言えると思う。プラトンとか読んでも感じたが、これまで読んできた人が影響を受けた箇所がポツリポツリでてくるのが面白い。個人的にはハイデガープラグマティズムに近いという印象を持った。下巻ISBN:4003360443るが、デュナミス面白い。フッサールドゥルーズもちょっとずれている(ずらしている?)感じは持ったけど。

乗り物について書こうと思ったけどやめた。ただ一つ言えるのは、やっぱり歩くことから考えなければいけないのかもしれない。歩くときや運転するときに共通して感じる、身体に追いつこうと頭が回転し始めるあの感覚。アリストテレスの開いた学派は逍遥学派と呼ばれていたらしいし、カントの規則正しい散歩の逸話にもあるように、ある意味「思考と動き」(La Pensée et mouvant!)には関係があるのかもしれない。←ほら、こういうとってつけたようなことしか書けない。