2006-10-29から1日間の記事一覧

二人称、あるいは西川君が気絶してもトラウマさんところの探検隊を呼ぶという必要がないのかもしれないということについて

こちらは『生命と現実』、特に序文について。 対談に先立ち、序文において檜垣さんは木村さんの考えの紹介を行っている。その中で木村さんの基本概念の<あいだ>を取り出し、「そうした<あいだ>で示されるのは、二人称の知のモデルとでもいえるものではな…

訳語2(It uses four letter words,Twice!!)

こちらは『アンチ・オイディプス』の最初の文について。 「<それ>は排便し、愛撫する」(上巻p15)。 これはハードカバー版の訳者あとがき(p516)によると、英訳は”It shits and fucks.”であり、実は相当どぎつい言葉であることがわかる。いわゆる四文字…

訳語1

『生命と現実』木村敏/檜垣立哉、河出書房新社、2006。ISBN:4309243940 『アンチ・オイディプス』上下、G.ドゥルーズ/F.ガタリ著、宇野邦一訳、河出書房新社、2006。 ISBN:4309462804、ISBN:4309462812 の二冊を買う。前者はとりあえず一度読み、後者はパ…