判断力批判』、遅々として進まず。激ムズだが面白い。ゲーテファウストに悪魔と取引させてまで入手させようとした世界の美しさについて、カントは神の子と言う立場から理屈だけで切り開こうとしている(境界線を引き、そこに立ち止まろうとしている)印象を受ける。そりゃカッシーラーゲーテとカントを論じるわ、と一人納得。