読んでいくと

今少し読書会のマネゴト(って書くと参加者に悪いんだけど、とりあえず通常一般に考えられている読書会とはちょっと形態が違うと言う意味)をしているんだけど、こういうことをしていると、理解が深まると言うこともそうだけど、読まなければならない本が増えると言う印象を持つ。最近出てきた本だけでも、メルロ=ポンティベルクソンフッサールなど、目は一応通しているけれど、もう一回読み直さなければならない本と言うのがあるのだと実感させられる。

それと同時にどう「私」、ドゥルーズの言葉を借りて言えば「特異性」をはさみこむかというところにみんなの(およびみんなのまわりの)関心があるということ、それに対して以前ここで書いたことでもあるんだけど、そのときよりみんなのスタンスがわかってきたことに、僕個人としては興味を抱いている。ますます自分の考え方が保守化していきそう(とにかく本を読め!という考え方)な気もするけれど。