ジャック・デリダ「ラ・ディフェランス」(『理想』、1984年11月号所収)

積読状態であった本の中から取り出して読む。昨年何冊かだけデリダを読んでいたこともあり、その復習をかねて(本当はローティ読むはずだったんだけどな…)。differanceという言葉を扱っている分、ハイデガーヘーゲルニーチェなどの哲学者の総覧的な見解、記号が本来もつ死、否定神学、そういったものが幅広く論じられていて面白い論文。