ちょっと昔話

大学時代の友人の高校時代の友人(ややこしいな)がCDデビューした。そのことがとても嬉しかったのだろう、いろいろ教えてくれた。

昔話になってしまうが、僕も大学時代はやっぱり将来について悩みもした。その時の進路の一つである進学についてはよく話をした。その時になんだかんだあるけれど、たぶん働くことは出来ない、これ(研究)やるしかないという話を聞き、その選択肢のなさ、一種のエトスはどこから来るのだろうといつも不思議に思っていた。僕は就職し(就職が決まったあとの軽いブルー時にはいろいろ迷惑もかけたが)、友達は進学した。大学院大学化なんて言ってるけど、実際は競争相手が増え、独立行政法人化という組織の改変も加わり、決して楽な道ではなかったと思うし、今でも楽な道ではないはずだ。それでも今がんばっているその強さの源というのが、最近の話の中でわかったような気がする。考えてみれば卒業して丸三年になるが、三年たっても(まだ贔屓目が抜けていないのかもしれないが)そのときは他にも優れた同期に恵まれていたことを思い出した。

そして何より、昔話は昔話で終わってはいけないこと、とりあえずは明日仕事がんばろうという気にさせてくれた。多謝。