ちょっと大きな本屋に行った。
『知の教科書 フロイトラカン新宮一成他、講談社メチエ、2005。ISBN:4062583305

レヴィナス 無期限からの思考』斉藤慶典著、講談社メチエ、2005。ISBN:406258333X
の両方を買おうと思ったがなかったので、これらはamazonに譲ることにする。代わりに復刊系の二冊、
『神・死・時間』ISBN:4588004492
『生物から見た世界』ISBN:4003394313
を購入。前者は『全体性と無限』以降に当たるレヴィナスの講義録。訳者はおなじみ合田正人さん。後者はユクスキュルの重要な本(訳者の日高さんが結構改訳しているのは知らなかった)がようやく岩波入り。主観−客観問題、それもフッサールが『現象学の理念』で言っていた(と思う)ようなどうして主観と客観が一致するのかという問い方ではなく、そもそも主観−客観とは何なのかという問い方(現在休止中の某読書会での議論も、結局ここに集約されると思われる)による問題を解く鍵になるんじゃないかと思う。