岡本真夜と月と太陽と柴田淳

ところで、先日書いた岡本真夜さんの話に1通メールがあって、「不幸な影を漂わせながら歌ってほしい」ところの歌手に柴田淳さんがいるとの情報をいただいた(thanks>N君)。ちなみに彼女のラジオのタイトルは「柴田淳の月と太陽」と言うんだけど、面白いことに岡本真夜さんの1stアルバムが「sun&moon」というタイトルになっている。不幸な影の似合う二人の歌手には「太陽と月」というタイトルをつけたという共通点があったわけだ。

月は太陽がなければ見えない対自的な存在なわけで、光を発するようでいて光を必要としている(から太陽を並置している)、そこには必然的に何かの影が落ちざるを得ない…って、こういうことを二人が考えたかどうかは知らないが、二人が命名に関して、知らず知らずのうちに似たような名前を投影させたのかも、などとつい考えてしまった。