2013-05-06から1日間の記事一覧

近藤和敬『数学的経験の哲学』― 一経験論者として ―

本書はカヴァイエスの「数学的経験」なる概念を導きの糸として、これまでの哲学、特に真理概念についての批評を行い、新たな哲学、真理を作り出そうとしている本である*1。本書はこれまで常識ともいえる哲学の概念群(の一部)がいかに近視眼的なものであっ…